入院・手術のときに絶対役立つ!「高額療養費をさらにお得に使う裏ワザ3選」

◾️著者名:

早川幸子:フリーライター

◾️引用サイト名:

DIAMOND online

◾️引用元URL :

https://diamond.jp/articles/-/331277?page=2

◾️魚拓URL :

https://megalodon.jp/2023-1031-1025-58/https://diamond.jp:443/articles/-/331277?page=2

◾️主な内容:

申請先は、会社員は勤務先の健康保険組合協会けんぽ、自営業など国民健康保険の加入者は市区町村の窓口だ。

 ただし、マイナ保険証(マイナンバーカードで健康保険の資格確認を行うもの)で受診した場合は、自己負担限度額の確認もできるので、限度額適用認定証がなくても高額療養費を適用してもらうことができる。

●ケース1

 同じ月に、家族の医療費も高額になった

 ⇒ 世帯合算の手続きを忘れずに!

高額療養費は、1人の人が、1カ月に、1つの医療機関に支払った自己負担額の合計が上限額を超えると適用される。さらに、同じ月に、同一の健康保険に加入する家族の医療費が高額になると、「世帯合算」といって、家族の自己負担分もまとめて申請できる。

世帯合算をするためには、自ら申請する必要がある。この申請を忘れると、せっかく取り戻せるお金を損してしまう可能性があるのだ。

●ケース2

 入院して病院で高額療養費が適用されたが、薬局で薬代も支払った!

 ⇒ 薬局に支払った薬代は金額にかかわらず世帯合算を!

院外処方された薬は、治療の一環として薬が投与されたものと見なされる。そのため、その病気の治療で病院に支払った医療費と薬局での薬代は、合算して高額療養費の計算ができる。

医療費が高額になると、限度額適用認定証を使って高額療養費が適用されても、自己負担額は10万~20万円など、まとまった金額になる。この医療費の支払いをカード決済にすれば、その分、ポイントがためられて家計に還元できる。

●ケース3

 大きな病気をして高額な医療費がかかったが、家計には余裕がある

 ⇒ あえて限度額適用認定証を使わずにカード決済でポイントをためる!

 さらに、家計に余裕があるなら、あえて限度額適用認定証は使わないという手もある。医療機関の窓口では通常の自己負担分の3割を支払えば、その分のポイントがためられるからだ。たとえば、自己負担額が30万円で、1%還元のカードなら3000円分、0.5%還元のカードなら1500円分のポイントがためられる。

 いったん、クレジットカードで医療費の支払いをした後で、健康保険組合に高額療養費の申請をすれば、カード決済したお金との差額は取り戻すことができる。

 高額療養費の限度額適用認定証は、家計から持ち出しを抑えられるので、非常にありがたいアイテムだ。だが、家計に余裕があり、高額療養費の還付金が戻るまでの間、生活に困らないだけの預貯金があるなら、カード決済でポイントをためるという方法もある。

◾️コメント:

(1)1人の人が、1カ月に、1つの医療機関に支払った自己負担額の合計が上限額を超えると

 適用される。同じ月に、同一の健康保険に加入する家族の医療費が高額になると、家族の自己     

  負担分もまとめて申請できる。 ←月をまたぐとダメ

(2)薬代も請求できる

(3)余裕があれば、まずクレカで支払ってポイントも貯めておき、あとで高額療養費を申請するのもあり

(4)申請は会社員は各健保組合、自営業者は市町村。マイナ保険証で受診なら、限度額認定証が

 なくても適用してもらえる

 

以上、忘れないようにしたい。