「部下の失敗」に三流は怒りをぶつけ、二流は冷静に再発防止を求める…そのとき一流が選ぶキラーフレーズ 失敗した人には目線を上げてもらう必要がある

◾️著者名:

桐生 稔(チベーション&コミュニケーション代表取締役)

◾️引用サイト名:

PRESIDENT Online

◾️引用元URL :

https://president.jp/articles/-/75132?page=3

◾️魚拓URL :

https://megalodon.jp/2023-1030-1325-05/https://president.jp:443/articles/-/75132?page=3

 

◾️主な内容:

肯定+質問で伝えると、相手の警戒心が解かれ、「実は会議みたいに大勢の人がいるところで発言するのが苦手で……」などと、本音を吐露してくれるかもしれません。叱るときは、まずは肯定することで心理的な安全性を確保する。これを知ってから、私のマネジメント力は大きく飛躍し、最初は5人くらいのチームから、最終的には300人ものメンバーを統率するまでに至りました。

「田中さんは普段、いろんな意見を話してくれるじゃん」(肯定)+「でも会議だと発言の数が減る気がするんだけど、どうだろう?」(質問)
「田中さんのことだから何か考えは持っていると思うんだ」(肯定)+「会議では言いにくい環境だったりする?」(質問)

耳の痛い話となると、さらに相手にとっては聞くのが辛いイメージがあります。先ほどは、「心を開くとは、警戒心を解くこと」と解説しました。逆に、警戒してもらうことで、心を開く方法もあります。それが「許認可」というやり方です。

事前に相手から許可を取ることです。いきなり耳の痛い話をして相手に受け入れてもらえるのは、関係性ができている場合だけです。突然耳の痛い話をするのは、ギャンブルに近い行いです。だからこそ、事前に警戒してもらう「許認可」という方法が効いてきます。こういう質問を差し込みます。

「今から耳の痛い話をするけどいい?」
「一つだけ厳しい話をしたいんだけどいいかな?」
「少し酷かもしれないけど正直に伝えてもいい?」

◾️コメント:

頭ごなしに叱るのは最悪で、相手の立場やプライドを尊重して話すことが大切ということか。